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2022/4/8 First authorの論文がCommunications Biologyに掲載されました

     精子は、卵を覆う透明帯と呼ばれる殻を通過して、卵細胞膜と結合・融合して受精します。私たちは、精子膜タンパク質

     DCST1/2を欠損(KO)させたマウス精子では融合能力が、脊椎動物の中でマウスから離れているゼブラフィッシュDcst1/2 KO

     精子では結合能力が失われることを見出しました。この結果は、DCST1/2が種を超えて受精において重要な役割を担うことを

     示します。さらに本論文では、DCST1/2が相互作用することも明らかにできました。これらの知見を活かして、今後受精メカ

     ニズムの解明をさらに進めていきたいと思います。